自分なりに考えてみたシリーズ第1弾になります
◆テーマ
世界経済のニュースを賑わせているアメリカのFRBってところが利上げするかしないか?
って大きな話になってることについて、そもそもどんな話なんだ?
って思いましたので整理してみました
まずは、話に出てくる単語を整理する
◆アメリカ(の立ち位置)
みなさんご存じ。世界の警察、世界の経済を回している超大国です。
アメリカには逆らえません。アメリカで何かあると影響されやすい世界(日本含む)。
◆雇用統計
アメリカの雇用の情勢(失業している人数や就業している人数など)を調査した統計。
アメリカの経済規模は、世界最大であり、その中で約70%を個人消費が占めています。
すなわち、アメリカの経済が良くなるか悪くなるかは個人消費が増えるか減るかにかかっている。
個人の雇用の情勢を表わす米国雇用統計は、その動向を占う重要な指標であるということ。
◆FRB
Federal Reserve Boardの略で日本における日本銀行と同じようなもの。
アメリカの中央銀行制度の最高意思決定機関で、日本語で「連邦準備理事会」とも呼ばれる。
自国の金融政策をコントロールする機関となる。
◆政策金利
中央銀行(アメリカではFRB、日本では日銀)が一般の銀行に貸し出すお金の金利のこと。
◆利下げ
中央銀行が一般の銀行に貸し出すお金の金利を下げること。
企業、一般消費者が安い金利で借りることが出来るようになり、
設備投資や個人であれば住宅等を買いやすくなり、結果的に景気がよくなるという流れ
(続く)
◆インフレーション(インフレ)
(続き)
だが、利下げを長期で実行すると購買意欲の底上げ継続により、
次第にあらゆる「物」が値上がりしていくようになる。これをインフレという。
これは、各方面の人々にお金に余裕が出来て節制していた人がいなくなるから。
「物」が値上がりするということは、今まで買えていた値段で買えなくなるということだから相対的に自国の通貨の価値を下げることになる。
世界各国で緩やかなインフレであれば何の問題もないのだが、その中から外れてしまったり、
インフレが急激に進むと物を買いたいのに給料等がそれに応じて上がらず、
追いつかないのだから問題も起きる。
◆利上げ
政策金利を上げること。利下げの逆。
景気が良くなりすぎているという判断の時に行われる。
景気上昇のブレーキとして使われる。経済の引き締めという格好。
購買意欲は下がるため、全体的に「物」の価値が高くなり、
相対的にも自国通貨の価値が上昇する。
~~~なんだかわかってきたぞ!~~~
利下げ→設備投資に借りるお金が安くなる→自国経済良くなる→(株価「高」?)→
銀行に預けて利益を得たいがドルでは安いので円を買う!「円高ドル安」
利上げ→設備投資に借りるお金が高くなる→自国経済低迷→(株価「安」?)→
銀行に預けて高金利で利益を得たい「円安ドル高」
こういうロジック!!!
基本はこれになるわけです。
そこから日本株の影響は?というと・・・
それは次回書きます(笑